関西から木更津へ。新東名を走りながら考えたこと
前回のブログで、トラックの中の一人の時間が私の音楽の聴き方を変えた、という話を書きました。
こちらです。
今回は、その続きです。
今回の運行は、関西から千葉方面へ向かうものでした。
荷物が積み上がったのは、午前10時15分。
そこから出発して、まずは阪神高速へ。
西宮から名神に入り、新名神を走り、伊勢湾岸へ。
そのまま新東名へ入りました。
何度も走っている道ですが、その日その日で見え方は少し違います。
天気。
時間帯。
車の流れ。
自分の体調。
そして、その時に聴いている音楽。
同じ道を走っていても、まったく同じ一日にはなりません。
阪神高速。名神。新名神。伊勢湾岸。新東名。
文字にすると、ただのルートです。
でも、実際にはその間にいろいろな時間があります。
眠気と戦う時間。
渋滞を避ける判断。
荷物を守りながら走る緊張感。
そして、一人で音楽を聴く時間。
浜松サービスエリアで休憩
長距離を走っていると、サービスエリアの休憩はただ止まるだけの時間ではありません。
少し足を伸ばして。
コーヒーを飲んで。
スマホを見て。
また次の道を確認する。
そんな何気ない時間も、今の私には一つの区切りのように感じます。
そのあと、さらに東へ走り、駿河湾沼津サービスエリアまで来ました。
ここは景色も良くて、少し気持ちが落ち着く場所です。
トラックを停めて、少し外の空気を吸う。
遠くの空を見ながら、ここまで走ってきた道を思い返していました。
そして、ふと前回のブログのことを思い出しました。
前回、こんな一文を書いたんです。
「30年以上前の話ですが、沼津インターに向かっている時の朝焼けの富士山が、綺麗でした。今でもはっきり覚えています。」
30年前に沼津で見た朝焼けを、今回は沼津で思い返していました。
同じ地名なのに、その間に30年が挟まっている。
それが、少し面白かったんです。
トラックを停めて空を見ていると、昔の自分と今の自分を、並べて見ているような気がしました。
音楽の聴こえ方は、走る場所で変わる
K×B Storiesを作るようになってから、運転中の音楽の聴こえ方が変わりました。
この曲は夜の高速に合うな。
この歌詞は、今の気分に近いな。
そんなことを考えながら走っています。
自分で作った曲なのに、走っている場所によって印象が変わる。
それが面白いんです。
特に長距離の仕事は、一人の時間が本当に長いです。
誰かと話す時間より、自分の頭の中と向き合う時間の方が多い。
だからこそ、何気ない景色や音楽が心に残ります。
高速道路の夕方。
サービスエリアの灯り。
トラックの窓から見える街。
流れていく景色。
そういうものが、知らないうちに歌詞や物語の材料になっているのかもしれません。
木更津に着いたのは、午前1時30分頃でした。
雨が強かったです。
荷降ろしには、1時間半ほどかかりました。
往復便だったので気分が楽でした。
それが終わって、またトラックに乗って、神戸へ戻りました。
日常は歌になる
特別な出来事があったわけではありません。
ただ荷物を積んで、高速を走って、サービスエリアで休憩して、時間を調整して、雨の中で荷物を降ろしただけ。
でも、その中にもちゃんと一日があります。
景色があります。
音楽があります。
考える時間があります。
そして、歌になる瞬間があります。
関西から木更津へ。
長い道のりでしたが、今日もまたトラックの中で、自分の曲を聴きながら走っていました。
この一人の時間が、今の私にとっては大切な制作時間なのかもしれません。
他のK×B Storiesの歌詞は、こちらからどうぞ。





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