長距離ドライバーのトラックの中で、自分の曲を聴く時間
結論から言います。
トラックの中の一人の時間が、 私の音楽の聴き方を変えました。
週に一度、家に帰れたら良い方。
それが、私の普通です。
全国を走ります。 東は北海道まで。 西は鹿児島まで。
そんな生活の中で、 K×B Stories を聴く時間だけは、 誰にも邪魔されません。
今日は、その話を書きます。
週に一度、家に帰れたら良い方
長距離ドライバーをしていると、 家に帰れる時間は本当に限られています。
毎日、家の布団で寝られるわけではありません。
仕事が終わって家に帰り、 風呂に入って、ゆっくりご飯を食べて、 何気なくテレビを見る。
そんな普通の時間が、 私にとっては当たり前ではありません。
週に一度、家に帰れたら良い方です。
それでも、この仕事が嫌いなわけではありません。
トラックに乗っている時間は長いですが、 その分、一人で考える時間もあります。
誰にも話しかけられない時間。
ただ前を見て走る時間。
その静かな時間の中で、 いろいろなことを考えます。
昔のこと。
これからのこと。
家族のこと。
人との縁。
そして、音楽のこと。
東は北海道、西は鹿児島まで走る
私の仕事は、近場だけではありません。
東は北海道まで。
西は鹿児島まで。
日本中を走ります。
同じ道を走っているようで、 毎回少しずつ景色は違います。
朝焼けの高速道路。
雨のサービスエリア。
夜中の港。
山を越える道。
海沿いの道。
街の灯りが遠くに見える瞬間。
30年以上前の話ですが、沼津インターに向かっている時の朝焼けの富士山が、綺麗でした。今でもはっきり覚えています。
四国の3桁国道(いわゆる酷道)では、道路に「人こっち」「車こっち」と書いてあって、驚きました。
長距離を走っていると、 普通なら見過ごしてしまう景色に、 妙に心が動くことがあります。
特別な観光地じゃなくてもいいんです。
誰も気にしないような夕焼け。
夜明け前の空。
コンビニの駐車場で飲むコーヒー。
そういうものが、 不思議と心に残ります。
きっと、K×B Stories の中にある日常は、 こういう時間から生まれているのだと思います。
音楽を聴く時間が変わった
昔から音楽は好きでした。
運転中に音楽を聴くことも多かったです。
でも、K×B Storiesを作り始めてから、 音楽の聴き方が少し変わりました。
ただ聴くだけではなくなりました。
この歌詞はどうだろう。
この声は合っているかな。
この曲は、夜に聴いた方が良いのか。
朝の高速の方が似合うのか。
そんなことを考えるようになりました。
K×B Storiesは、 私がAIと一緒に作っている音楽です。
でも、ただAIに任せているだけではありません。
どんな場面なのか。
Kはどんな表情なのか。
Bはどんな気持ちなのか。
どの距離感で歌うのか。
一曲ずつ考えながら作っています。
だから、自分で作った曲を聴く時間は、 ただの確認作業ではありません。
自分の中にある景色を、 もう一度見に行く時間のようなものです。
K×B Stories は、日本のどの道に似合うか
ここからは、走りながら考えたことです。
曲には、似合う場所があります。
夜の高速で聴くと、いつもより沁みる曲。
朝の光の中で聴くと、すっと入ってくる曲。
「また会えたね」は、大切な人と休日を過ごした後、出発時に聴くのが一番好きです。
歌詞はこちらから。 https://www.oyajiborabora.com/kxb-001-mata-aetane/
「心のど真ん中」は、帰路、夕焼けに向かって走ってる時に聴くと、歌詞が体に入ってきます。
歌詞はこちらから。 https://www.oyajiborabora.com/kxb-002-kokoro-no-domannaka/
「約束」は、サービスエリアで寝る時に聴くことが多いです。
歌詞はこちらから。 https://www.oyajiborabora.com/003-yakusoku/
「会えない夜」は、 名前のままです。
夜のサービスエリアで聴くと、少し困ります。
切なくなりすぎるので。
歌詞はこちらから。 https://www.oyajiborabora.com/004-aenai-yoru/
自分で作った曲なのに、 走っている場所や時間によって、 聴こえ方が変わることがあります。
昼に聴いた時と、 夜のトラックで聴いた時では、 同じ曲でも少し違って感じます。
それが面白いんです。
そして明日は、 関西から千葉方面へ走ります。
向かう先は木更津です。
また長い道のりです。
高速に乗って、 いくつもの街を越えて、 夜の道を走ることになると思います。
たぶん、途中で何度か休憩します。
サービスエリアに入って、 コーヒーを買って、 少し外の空気を吸う。
そんな時間もあります。
その時に、またK×B Storiesを聴くと思います。
自分で作った曲を聴く。
昔の私なら、 そんなことをするとは思っていませんでした。
55歳になって、 AIと出会って、 音楽を作り始めて。
気づけば、自分の作った曲を聴きながら、 全国を走るようになりました。
不思議なものです。
トラックの中は、 一人の時間が多い場所です。
でも今は、 その時間がただ寂しいだけではありません。
K×B Storiesを聴いていると、 KとBの景色が浮かびます。
会えない夜。
別れ際のあと5分。
何気ない休日。
また会える約束。
それは曲の中の物語ですが、 どこか自分の人生とも重なります。
だから、ただの音楽ではなくなってきました。
自分の毎日と一緒に走っている音楽。
そんな感じがします。
日常は歌になる
長距離ドライバーの毎日は、 派手ではありません。
運転手しだした当時、古いトラックに乗ってました。夜の高速を走行中、
電気系のトラブルでヘッドライトが消えた事も有りました。
予定通りにいかない日もあります。
家に帰れない日もあります。
でも、その中にも小さな景色があります。
朝の光。
夜の高速。
雨に濡れたフロントガラス。
サービスエリアの灯り。
トラックの中で飲むコーヒー。
誰かを思い出す時間。
そういう何気ないものが、 今の私には歌に見えます。
K×B Storiesを作り始めてから、 日常の見え方が変わりました。
何もないと思っていた一日にも、 ちゃんと物語がある。
何気ない景色の中にも、 歌になる瞬間がある。
そう気づけたことが、 私にとって大きかったのだと思います。
明日もまた走ります。
関西から木更津へ。
長い道のりの中で、 きっとまた自分の曲を聴くと思います。
トラックの中の一人の時間。
その時間が、 今の私にとっては大切な制作時間であり、 確認時間であり、 自分と向き合う時間です。
日常は歌になる。
それを一番感じているのは、 もしかしたらトラックの中なのかもしれません。
他のK×B Storiesの歌詞は、こちらからどうぞ。 https://www.oyajiborabora.com/category/kxb-stories/lyrics/



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